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干支三周+4
FA系プログラマ→NC工作機械のオペレータ→約3年の放蕩を経て、現在は派遣労務者。 今後の遠征予定 無し カテゴリ
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ギュンター・ローズマン曹長(と艦長)にとって、奴等は同胞の仇だった。 かつてザクⅠのパイロットとして洋上で通商封鎖任務に従事していた彼は、ある日連邦軍の輸送船を襲撃した時に不意打ちにあい、運用艦を沈められてしまう。MSを放棄し洋上に漂う彼と同胞達の目前に連邦の潜水艦が浮上する。そして、無防備な彼等に対して潜水艦からは対人殺傷用ミサイルが打ち込まれたのだった。 数少ない生存者である彼は試作水中ビーム砲[エーギル]を一時的に放棄し、仇の一味である二機の水中仕様ボールに格闘戦をしかける。同じ頃、船上のオリヴァー達は敵MAの母船となる潜水艦が存在するという可能性に気付いたが、探査音による捜索を行うと偽装輸送艦である自分達の存在を敵に知らせることになる為に実行できない。 苦心の末、ギュンターは二機を破壊する。だが、今度はマリンザクを狙って敵潜水艦から魚雷が打ち込まれる。しかし、探知能力に乏しいマリンザクでは敵艦の確認すら出来ない。 機体に損傷を受けながらも、何とかエーギルの処まで辿りつくマリンザク。ギュンターはエーギルによる敵艦への攻撃を主張するが、先程の戦闘によりエーギル自体も損傷しており、使用すると爆発する可能性がある為、オリヴァーは断念するよう説得を試みる。結局、仇を討ちたいというギュンターの熱望に艦長が折れ、探査音を放った。 照準セットと前後して、敵艦より魚雷発射管への注水音が響く。ギュンターは己が生命を掛けてトリガーを引く。エーギルから敵艦への一撃が放たれる。その航跡は竜が海中を走るが如く、であった。 程なくして敵艦は轟沈。ギュンターもエーギルの爆発に巻き込まれ、マリンザクと共に海中へと没した。ギュンターの死に対する感傷に浸る間もなく、輸送船に二本の航跡が迫る。敵艦は轟沈前に魚雷を発射していたのだ。対抗策を持たない輸送船は回避も出来ずに大破、南太平洋に没した。 洋上には、救命浮き輪に身を任せながら呆然とするオリヴァーの姿があった…… んーと、前編の引きから、敵部隊がギュンター達の仇であることは分かっていましたが、ここまで非道な部隊と描写する必要があったのかな、と若干疑問が。でも、ここまでしないと復讐を誓う程の強い因縁は生まれないのか。 読者としてはジオン軍側に興味を向けるべきなんでしょうが、私自身はここまでの事をする連邦軍部隊のほうに強い興味が沸いてきたりして。実際、自分が救助を待つ側になったときの事を考えたら攻撃なんぞ出来ないですし。そういう良識を戦場で求めるだけの余裕が無いだけかもしれませんが、ここに至った経緯を見てみたいものです。 エーギルに関して言えば、このシステムが後に活かされなかったのが残念な位に技術的には成功していたんではないかと。水中でのみ有効なシステムとはいえ、Z以降での水中戦闘でもハイパーバズーカの様なロケット砲の類が主流だっただけに対艦船用としては最強の部類に納まっただろうと思いますし…… 艦船用だからか or2 結局、オリヴァーへの餞別で有効だったのは【お守り】だけだったねw 自分の拙い文章読んで内容を誤解されるよりは、粗筋を書かない方が良いような気がしてきています。次回からは止める方向で。
by 1shin_1970
| 2005-05-27 11:41
| アニメ・コミック
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