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干支三周+4
FA系プログラマ→NC工作機械のオペレータ→約3年の放蕩を経て、現在は派遣労務者。 今後の遠征予定 無し カテゴリ
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松戸バンダイミュージアムBe-ONEでのみ上映されている、機動戦士ガンダムMS IGLOO 1年戦争秘話の紹介です。
この作品は、第603技術試験隊に所属する技術中尉オリヴァー・マイをシリーズを通しての主人公として、彼の視点を通して物語が進みます。 第1話『大蛇はルウムに消えた』は、結成間もない第603技術試験隊で評価試験を行う事となった試作艦隊決戦砲ヨルムンガルドと砲術長ヘンメ大尉の物語です。 第603技術試験隊の母船ヨーツンヘイムとヨルムンガルドは、第二次ブリティッシュ作戦(ルウム戦役)の隠し玉としてサイド5宙域に向かいます。着々と砲撃準備を進める彼等宛に艦隊司令から激励の電文が届くといった事もあった為か、”時代遅れの大砲屋”と自嘲気味であったヘンメ大尉を始め第603技術試験隊の士気はますます上がります。 しかし、艦隊戦が始まっても、艦隊から送られてくる筈の精密射撃用観測データが届きません。彼等に流れてくるデータは自軍に不利な戦況などの不要なものばかり。思い余って観測機で戦場に赴いたマイ中尉が遭遇したものは… 本エピソードは、マイ中尉のヨルムンガルドに関する報告書の口述で〆られます。 私が見に行った時点ではリリース予定の無かった本作品ですが、ローソンLoppiにて3月末までの限定で予約・購入する事が出来ます。ですが、やはり松戸バンダイミュージアムで観てこその作品だと思います。正直、また観に行きたいです。 ―――――――――――――――――――――――― この投稿は本作品を紹介するという意図で作成された為、結末及び感想については書いていませんでした。ですが、本エピソードについては月刊ガンダムエース誌上においてコミカライズを終えている為、追記しておきます。 マイ中尉の乗る観測機の横を、後方から進入してきた多数の機動兵器群(ザク)が通過していきます。そして、観測機の前に停止した赤いザクから、これは当初から予定されていた作戦の一環である事を知らさせます。 高揚感が一気に失望感へと変わる第603技術試験隊。しかし、そこへ戦列を離れた敵戦艦が一隻接近してきます。船外に出ていた砲術班は攻撃による被害を受け、ヘンメ大尉自身も瀕死の重傷を負います。ヨーツンヘイムに戻るよう促すマイの意見を退け、ヘンメは接近する敵戦艦に標準を合わせます。「大砲屋時代の幕引きは、俺にやらせてくれ」と言い残して… たった一度しか観ていない訳ですが、このエピソードをみた後、言葉が出ませんでした。CG描写の細かさについては勿論、その結末についても。エピソードの最後にマイの報告書が口述されるのですが、その報告書から進展がある訳では無い。それがあまりにも虚しい。そういう点において「観るには辛い、でも観ずにはいられない」と思わせる作品です。
by 1shin_1970
| 2005-02-20 17:25
| アニメ・コミック
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